株式会社渡會本店
株式会社渡會本店


住所山形県鶴岡市大山2-2-8
TEL0235-33-3262
HPhttp://www.net.sfsi.co.jp/watarai/
「北の灘」や「東北の小灘」とも賞される吟醸地の鶴岡大山地区で一番の老舗。 1620年前後の元和年間、江戸時代初期に創業したそうです。 主要銘柄は「出羽ノ雪」ですが、 2004年からは「和田来」という銘柄も始めました。 使用される仕込水は「赤川の伏流水」。 蔵元敷地内「出羽ノ雪酒造資料館」では20種類程度の試飲が可能だそうです。 高橋寿一氏(南部杜氏)の引退を受けて2003年からは蔵元専務の渡會俊仁氏が杜氏になり、 実弟の渡會俊男氏が製麹責任者に就任。 ちなみに社長は渡會俊正氏。


和田来 純米大吟醸
商品名    和田来 純米大吟醸
原材料名   米、米麹
原材料    山形県産美山錦26%、山形県産はえぬき74%
精米歩合   美山錦50%、はえぬき50%
酵母     山形16-1、山形KA
酒母     速醸
日本酒度   +3.0
アルコール分 15度以上16度未満
酸度 1.3ml
杜氏     渡會俊仁
価格     ¥3300(1800mL)
製造年月   2006年7月
購入場所   高原商店
楽天 つちたつ酒店
開封日    2006年8月17日
酒名は、広大な庄内平野の「田んぼ」から取れた地元米で醸した地酒と共に、 皆様に「和み」が「やって来る」との願いを込めて命名したそうです。 読み方は「わたらい」で、蔵の名前「渡會」と同じ読みですね。 蔵元専務の渡會俊仁氏が杜氏になった2003年から仕込まれ始め、 第1作目は麹米「山田錦」35%、掛米「出羽燦々」「美山錦」50%で作られたそうですが、 この第2作目は「美山錦」と「はえぬき」、特に「はえぬき」になりました。 軽く華やかな味わいです。 その軽さゆえ、これを飲む前に残っていた「尾瀬の雪どけ」を飲んでいたこともあって、 まるで水のようだと思ってしまった。 しかし、軽さだけでなく甘い旨みも豊富に持つ酒。 さっぱりとしており、口引きも良いので食事を邪魔せず、 いつまでも飲みつづけられそうなお酒です。