天法酒造株式会社
天法酒造株式会社


住所長野県千曲市大字千本柳659
TEL026-276-0001
HP
平成8年、当時廃業していた1768年創業の「月の井酒造」という酒蔵を、 青果流通で財を成した竹田正人氏が買い取って創業したのが「天法酒造」の始まりです。 歴史ある蔵も多い日本酒業界のルーキー。 酒造りが長年の夢だったそうですね。 その夢を高いレベルまで持っていくために杜氏として招いたのは、 平成7年に磯自慢を引退されていた瀬川博忠氏。 説得してなんとか来て頂いたのだとか。 そのおかげで「天法」は一気に有名酒銘の仲間入り。 ちなみに、「天法」の由来は、 「人生を天に則る」や「天の教えに従う」という意味の 社長の好きな墨子による言葉なんだそうです。 仕込み水は千曲川伏流水。


天法 純米吟醸 生・無濾過
商品名    天法 純米吟醸 生・無濾過
原材料名   米、米麹
精米歩合   麹米45%、掛米49%
アルコール分 16度以上17度未満
杜氏 瀬川博忠
価格     ¥3150(1800mL)
製造年月   2007年2月
購入場所   はせがわ酒店
楽天 わたなべ酒店
開封日    2007年9月2日
初めて飲んだ天法は、「大吟醸 出品酒斗瓶囲い」。 いや〜このお酒には感動しましてねぇ。 甘味凝縮のゴージャス感が琴線に触れました。 それ以来、天法との出会いを心待ちにしておりました。 そして、この天法を購入してからも、 いつ開けようかと思って冷蔵庫で出番を待たせていました。 いよいよその時がやってきて、開栓。 大吟醸で気に入った部分は甘みの濃縮感でしたが、 こちらもその面影はありますが、アルコールを強く感じました。 少々、平均的なお酒よりも度数が高い傾向にありますが、 旨味で隠れませんね。 と言ってもやはり美味しい。 どんどん盃が進み、いつの間にか一升瓶が空になっていました。 ところで、全然話は変わりますが、 「天法」と打ち込もうとして「てんぽう」を漢字変換したところ、 「天保」の文字が出てきました。 黄綬褒章を受章されている喜多酒造の天保正一杜氏の苗字は、 「てんぽ」でなくて「てんぽう」と読むんだったんですね。 間違えて覚えていた。 確かに、元号で出てくる「天保」は、 「天保の改革」など「てんぽう」と読むもんなぁ。。。