武蔵・青葉・くじら軒の開店がラーメン業界に革命を起こしたのが1996年。
その2年前の1994年、日本酒業界に革命を起こしたのがこの蔵です。
日本酒ファンならば誰でも知る「十四代」の蔵元。
革命を起こしたのが1994年だからと言って蔵の創業は近年ではなく、
元和元年(1615年)創業という歴史ある蔵です。
そもそも「十四代」という銘柄は以前から古酒につけていたそうですが、
いずれ十五代目になる高木顕統さんが初仕込みをしたときの酒にその酒銘をつけることにより、
新しい「十四代」が誕生したそうです。
その当時、高木顕統さんは26歳。
ラーメンでいう中村栄利さんの登場ですよ。
なお、代々使われている酒銘は「朝日鷹」とのこと。
商品名 | : |
十四代 中取り純米吟醸 播州山田錦 生詰 |
原材料名 | : |
米、米麹 |
原材料 | : |
播州山田錦 |
精米歩合 | : |
50% |
アルコール分 | : |
16度 |
価格 | : |
¥3780(1800mL) |
製造年月 | : |
2006年8月
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購入場所 | : |
かき沼 |
開封日 | : |
2006年11月25日 |
我が家でのパーティーで甘い酒が飲みたいと言われていたので、
須藤本家の黒吟を出すか十四代を出すか迷った末に、
折角だからとこちらを出してみました。
フルーティーで上品な甘さのあるお酒。
お米の美味しさが伝わってきますね。
なんとも言えない十四代らしいバランスを楽しむのも久しぶり。
女性うけの良い口当たりの良いお酒です。
お勧めしたいですが、
かなりプレミアムなお酒なので購入するのは困難ですね。
まずは、串駒@大塚に行ってみるのはいかがでしょうか?
時期によっては3年熟成した十四代も飲めますし、
純米吟醸を米の違いで楽しめたりしますよ。